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日本再生を企業から

世界の潮流

反グローバリズム時代、アフターコロナ時代、そして風の時代。

昨年から世界は新型コロナ一色になってしまった印象がありますが、コロナ前の世界には、グローバリズム(新自由主義・覇権主義)による経済格差・戦争・環境といった大きな社会問題がありました。

それが、反グローバリズム時代(民族自決x他国協調)の潮流により反転しはじめたタイミングでコロナが世界的に蔓延。
しかしコロナで見えずらくなっていますが、この反グローバリズムの潮流は今でも粛々と進んでいます。

更に、アフターコロナ時代は、社会のグランドデザインが変わるでしょう。
常識や価値観が根底から変わり、人は本当に必要なものに気付いてしまった為、もう元の世界には戻りません。
本当に必要なものだけが残る時代になっていくでしょう。

そして風の時代。これまでの物質主義から創造力・思考力・柔軟性が重視される時代になっていきます。

コロナ後の社会と日本のビジョン

社会のグランドデザインが変わる

これまでの常識や固定観念が根底から崩れ、社会や生活様式、消費者の価値観等が変わるとどうなるか?

リアル行動の制限、オンラインとのハイブリッドが定着。消費行動が一部、限定的になり、新たな消費形式が定着していくでしょう。

日本は、あらためて大和といった概念や共生社会といった方向でのビジョンが必要です。

そして、このビジョンに基づき、カテゴリーごとの中だけで思考するのではく、社会全体をグランドデザインする必要があります。

例えば、安全な食品やフリーエネルギー、自然治癒力などの重要性があらためて見直されたり、人が移動しない分、物流の需要は高まります。その一方、職を失ってしまった人達も多数います。

こういった全体像を俯瞰した上で、各カテゴリーの中だけで解決策を施行するのではなく、カテゴリーを超えた最適化が必要になってきます。

日本再生を企業から

今の政治では、日本を再生出来ない

日本は今、あらゆる面で衰退の一途をたどっています。

国の自立条件として、食糧の自立、エネルギーの自立、経済の自立、等があげられますが、現実には、食の自給率は約4割、新エネルギーは進まず、経済は国の適正な補償すら無い状態です。

更に日本の政府は、国民に「自助」を求め続けています。
となると、今の政治で日本の改善は不可能。

しかし、元々は、食・エネルギー・経済等の実態は、どれも産業が担っているのです。
よって、日本が再生するには、政治に頼らず、産業(企業)が自ら再生していくしか道はないと思われます。

日本型のブランドコミュニケーションとは?

企業が再生する為に、何が必要か?


それは、これまでとは全く異なる時代の中で、あたらめて目指すべき方向(ブランド理念)を定める事。
そして、その理念を達成する為に、社会や生活者、消費者にその価値を伝える手段(ブランド・コミュニケーション)を再設計する事です。

又、これまでのように、日本に今だ多い”表面的なイメージ優先のブランディング”や欧米型の”効率重視のマーケティング”を追うのも限界が来ていると考えます。

これからの日本に適したブランドコミュニケーションは、どうすれば良いでしょうか?

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①ブランドは戦略から理念へ

これまでブランドは市場シェアの奪い合いという戦いを繰り広げてきました。
しかしこれは以前から限界が来ることは分かっていました。
なぜなら地球は有限だからです。

企業同士が奪いあうのではなく、社会課題への対峙と顧客価値が必須になり、そこに社会や消費者からの共感を獲得していく事が重要になります。

競争から共創時代へ。
元々、日本が持っていた”共生”や”三方良し”といった価値観を取り戻す必要があるでしょう。

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②デジタル接点での価値体験型コミュニケーション

コロナでリアルの活動が制限され、顧客との新たな出会いや関係づくりは、デジタルを使わらず得なくなってしまいました。

勿論、リアルでの接点は重要ですし、今後も可能な範囲で活用すべきですが、一方、デジタルを取り入れ、デジタルならではの視点でコミュニケーションを実行し、それによる関係性づくりが大事です。

そして最初からマーケティング効率を追うのではなく、まずは手間をかけたブランド価値を創造し、体験してもらう工夫が必要になってきます。

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③ブランド評価と事業成長の相関関係をデータ分析

デジタルを使えばデータが派生します。
このデータを活かさなければ、デジタル活用の利点は半減するといって良いでしょう。

又、短期的販促効果より、社会や生活者のインサイトを軸にした中長期的なブランド評価と事業成長の相関を測定していくことが、持続的成長の基盤になります。

創業100年以上の企業が圧倒的に多い日本

日本は元々、創業して100年以上続く企業が、世界に比べて圧倒的に多い国です。
この100年以上続く企業の共通する特徴は、
・不易と流行を合わせ持っている
・独自の使命が明確に言語化されている
・世の中・地域への貢献を実践している
などがあげられます。

まさにこれこそが、今後あらためて見直されるべき「日本型ブランドコミュ二ケーション」と言えるのではないでしょうか?

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